葉山竹守は、事業の主な地域が神奈川県南部になりますので、主に市街化調整区域、市街化区域で竹林整備を行います。近隣に家屋が立ち並び、交通量も多いこのような地域では、廃棄竹の野焼きを最小限に抑えなければなりませんし、できる限り煙を少なくする必要があります。私たちは、排出された枯竹、生竹の大部分は、竹のチップ、パウダーとして現地処理し処分します。竹チップ、パウダーは竹林の雑草防止などにも利用できるため、施主様のご希望があれば竹林内に散布することも可能です。またこのことにより、整備費用を格段に抑えることができます。
竹林の整備は、従来、次のように行われています。(1)竹林内の枯竹、倒竹を竹林外へ運搬、排出する。(2)竹林近傍の適当な空地で火力を調整しながら燃焼させる。(3)竹林内の生竹の密度を調整するために、青竹を切断、搬出する。(4)青竹を長さを調整しながら短く切断する。(5)枯れるまで空地に放置し、枯竹にする。その後、燃焼処理。または、竹炭製造に供する。
このような整備は、主に、竹林近傍の田畑への竹林の侵入の防止、害獣、害虫の防止、道路や電線等の公共物への悪影響の防止、を目的として行われ、初春の筍の収穫の楽しみはあるものの、竹林所有者にとしては義務的な業務と捉えられている方も多いでしょう。
また、「野焼き」は、平成30年の総務省公害苦情調査では、公害苦情の第一位 (18.3%) を占めています。市街化区域、市街化調整区域など近隣家屋が近い場所で竹林を維持しておられる所有者様には、廃棄竹の処分の際、さらにストレスがかかる状況となっています。
葉山竹守では煙をほとんど出さない炉を用いることによりこのことを解決しました。また廃棄法16 条の2、施工令14条に基づき、当該地の役所、消防署に事前の届出を行なっており、近隣のみなさまに事前にご説明することにより一切ご迷惑の掛からぬ形を取れるようになりました。
お客様のご希望にできるだけ沿う形で実施致しますので、ご一報下されば幸いです。
竹林整備では、お客様からご連絡を受けました際、広さ、竹種類、処理方法、接道状況などをお伺いしお見積もりを作成致します。竹の処分方法として、竹チップ化して竹林内に散布する場合、従来に比して格安でお引き受けすることができます。一例として、従来の処分処理と現地粉砕の価格の比較を挙げます。
従来の処分処理 (300m2あたり300本伐採処分として) | |
処分場による処分費 | ¥140,000- (25円/kg) |
伐採・搬出・運搬車積載に伴う小切り、積み込み | ¥160,000- 作業員 10 人工+雑費 |
搬出・運搬費 | ¥150,000- (2t ダンプ) |
合計 | ¥460,000- |
現地粉砕・散布処理(葉山竹守仕様)300m2あたり300本伐採として | |
粉砕処理、移動式粉砕機による処理 | ¥70,000- |
伐採、粉砕機までの搬出 | ¥120,000- 作業員 8 人工+雑費 |
粉砕くず処理 | 燃焼 (¥30,000-) 処分場 (¥50,000-) |
合計 | ¥220,000- ~ ¥250,000- |
*接道等の現場条件により合計額は変動します。
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